2010-09-04
川添:やったぜ川添ちゃん!!

「やったぜ川添ちゃん!!」 今も僕の胸に残っている言葉です。 裏チャンに来てから約1年半、僕から見て梨元さんのすごいと思ったところは、携帯の電波がつながる限り、それがヨーロッパ旅行中でも、病床でもホットなニュースを「配信してくれ!」と連絡があったところです。 その中で忘れもしないのは今年6月25日のワールドカップ、カメルーン戦。僕はといえばチェックのために朝3時半から編集部で詰めていました。日本中が沸き返った本田圭佑選手のフリーキックが入った瞬間、編集部の電話が鳴り響き「今のゴールとにかく入れてくれ!」と、病床にある梨元さんから大興奮で電話がかかってきたんです。 降って沸いた速報原稿に対してプレッシャーを感じた一方で、梨元さんらしいな、と笑えてきて妙に力が抜けました。病床にあろうとなんだろうと興味があることは実際に生で、現場に近いところからそれを伝えるというスピリッツがひしひしと伝わってきたからです。結局、その日は午前5時30分過ぎ、日本の勝利が確定するまで何度かやりとりがあり、ずっと興奮して起きていらっしゃったみたいです。 ほかにも、根本さん、田辺さんがおっしゃられているように、僕も梨元さんから「原稿のスピードが遅い!」「後れをとってるぞ!」「前置きが長すぎる!」「何が言いたいんだこの原稿は!」など、怒鳴られました。 「悔しい! どうすりゃいいんだ!」と、やるせない思いを抱いて眠ったことは何度も。けれど、そう思った回数だけ「領収書切っていいからどんどん飲んで帰ってね」「好きなだけ食べなさい」と、フォローも頂きました。 そんな中で数少ないですが、玉置浩二さんの直撃取材の際には褒められました。玉置さんの写真を押さえられたことに直接電話を頂いて、まず第一声が「やったぜ川添ちゃん!! やった! やった!」でした。これは、心の底からうれしかったです。それと同時に、相手が誰だろうと『いい』と思われたらすぐにそれを伝えるという、梨元さんの温かさを感じ、それまで感じたことのなかった仕事への手応えも感じられました。 梨元さん、まだまだヒヨッコであいかわらず危なっかしいところばかりですが、その温かさのおかげで歩みは遅くとも前へ前へと向かって頑張れています。 ありがとうございます。 ありがとうございます。